
価格について
ひと目見てパッとわかるお見積り書
髙鹿板金ではお見積り書の記載事項に不透明な情報をなくすことで、お客様のご不安を解消できるよう努めております。
疑問点などがあれば、ご納得頂けるまで丁寧にお応えいたします。安心してご相談下さい。
工事費の内訳例
劣化してしまった既存屋根を丸々剥がして交換する「葺き替え工事」を行う場合の、費用の内訳例です。大部分は材料費と施工費、場合によって足場設置費を加算致します。
既存屋根を下地にして新しい屋根を被せる「カバー工法」の場合、屋根の撤去・廃材処分費はかかりません。
屋根の材料費と施工代
- 屋根の材料費、施工費
- 防水シートの材料費、張替え費
- 野地板の木材費、張替え費
旧屋根材の撤去処分代
- 屋根材の取り外し施工費
- 葺き替えの場合、廃材処分費
別途項目
- 屋根の役物(小さな部品)の材料費、施工費
- 足場の設置費
- その他材料運搬搬入費、管理費等(周辺環境により変動)
それぞれの屋根に応じた価格設定
屋根の形状や状態によって算定が変わってきます。理由をご説明致します。
急勾配の屋根の場合
屋根の傾斜を表す単位は「寸」です。横幅に対して立ち上がりがいくらかで何寸かを示します。
屋根を大きく傾斜させ高さを出すほど、当然ながら屋根面積も比例して大きくなります。それに準じて、施工費のお見積りは変動します。
6寸以上の勾配を持つ屋根の場合「急勾配」と言われ、作業するには屋根そのものに足場をかける必要があります。こういった場合に、足場設置費用が加算されます。
複雑なつくりの屋根
「屋根」と言ってまず思い浮かべるのは、2面で構成された三角形のようなシンプルな「切妻屋根」でしょうか。
しかし街を眺めてみると屋根の形状は様々で、複雑に折れ曲がり、時に重なり合いながら構成されています。
そういった屋根にも、ひとつひとつに名前とふさわしい施工法が与えられています。髙鹿板金では対象の屋根の構造を拝見・診断し、適切に施工を致します。
疑問点やご不安点などがあればお気軽にお尋ねください。都度丁寧にお応えいたします。
その他の費用について
スレート屋根のアスベスト飛散防止
2004年にアスベストを含む製品に関する規制が行われました。それ以前に製造・施工されたスレート屋根、カラーベストなどにはアスベストが含まれており、廃棄の際に飛散対策の処置をとる必要があります。
施工価格の目安
施工価格の算定基準をご紹介します。
屋根工事の目安(基本単価)
※ 横にスクロールできます。
工事項目 | 単価 |
---|---|
既存の古い屋根材の撤去* | 1,400~ 円/1m² |
撤去した屋根材の廃棄処理* | 通常は撤去費用に含めることが多い |
屋根下地の補修(梁、野地板など) | 1,500~ 円/1m² |
ルーフィング(防水シート) | 600~ 円/1m² |
新しい屋根材 | 4,000~ 円/1m² |
足場架設工事 | 1,000~ 円/1m² |
その他・オプション/単独工事など | |
断熱材追加 | 1,400~ 円/1m² |
遮音材追加 | 600~ 円/1m² |
屋根裏(小屋根)換気材取付/棟換気 (足場別途) | 40,000~ 円/1箇所 |
雨どい・雪止め 工事費用の目安 | |
雨どい全変更(軒樋・足場別途) | 2,400~ 円/1m |
雨どい部分変更(足場別途) | 3,500~ 円/1箇所 |
雪止追加取付(足場別途) | 500~ 円/1箇所 |
※ 横にスクロールできます。
※「葺き替え工事」のときのみ /(費用は、屋根の形状などでも変わります)
単価表についてのTips
撤去する屋根材の廃棄処理
アスベスト含有物の廃棄がある場合には別途算定になります。
屋根下地の補修
実際の状態を拝見し、補修が必要かどうか、その度合いを診断させて頂きます。
補修が必要な場合工期が伸びますが、事前に工事計画表をご確認頂きますので、ご安心ください。
雨どい・雪止めの工事
屋根をリフォームする際には、新しい屋根に合わせて付帯部の構造を弄るなど、併せて施工するのが一般的です。
棟換気(むねかんき)
屋根の内部構造に換気口を作ります。屋根裏に風の対流を作ることで、熱気や湿気を留まらせないようにします。それによって材木の腐食・害虫被害などを防ぐことができます。